もし、万が一資金繰りに困ったとしても
会社経営において、キャッシュは血液だ。
いくら赤字が続いても、いくら借金が増えても、
支払いが出来ていて、お金が回っていれば、
会社は倒産しない。
そうです。キャッシュは血液だ。
銀行員が飛び込んでくる。
銀行員「すいません。社長さん、いてはりますか?」
社員「はい?どちらさまでしょうか?」
銀行員「太陽銀行です。社長さんにご挨拶したいと思っていまして」
社員「少々お待ちください。。。。社長!太陽銀行さんがお越しですが?」
社長「え、銀行さん? なんの用や? とりあえず入ってもらって」
銀行員「社長、失礼します。lこの辺りをご挨拶に回っておりまして」
社長「そうですか、大変ですな。飛び込み営業ですか?」
銀行員「はい、そうなんです。この辺りが担当でして。社長お商売はどうですか?」
社長「あかん、さっぱりですわ〜」
銀行員「良く言いますわ。少し景気もようなって儲けてるんちゃいますか?
資金が必要でしたら融通しますけど、どうですか?
もし、よろしければ、決算書見せてもろたら、すぐに段取りしますけど?」
社長「あ、君、帝国データバンクのレポート見てきたな?」
銀行員「あ、え、まー、ちょっと、、、」
社長「やっぱり、そうかいな〜。なんかおかしいと思ったんや」
銀行員「いや、しかし社長、一応決算書お預かりして、本部に伺いたてなあきませんが、恐らく安い金利で5000万円くらいは融通できると思います」
社長「何言うてますねや、そんなぎょうさんお金いりませんわ」
銀行員「そんなことおっしゃらずに、お付き合いでひとつお願い出来ません?」
と、ちょっと業績が良ければ、銀行は必要のないお金を貸そうとする。
儲かっているので、今のままの調子でいくなら、資金は必要ない。
そんな状況で、銀行は無理にお金を貸してくる。
一方、業績が悪くなり、資金繰りがしんどい時に、銀行に借金を申し出ると、きっぱり断られる。
なんとも、理不尽なものだ。しかし、これは本当で、私も経験がある。
もし、こんな場面で、万が一資金繰りに困ったとしても銀行融資の返済計画のリスケジュールだけは、絶対にしてはいけない。それは、元金を払わずに利息だけを払い続けることになる。利息は毎月支払わなければならないが、元金は一向に減らないので、ずっと払い続けることになる。
そして、お金に関する法律が色々あり、裏技という訳ではないが、弁護士の先生はそれを知っていて教えてくれない。
かなりの金額の借り入れが有り、返済がキャッシュフローを苦しめている状況であれば、ひょっとすれば、お手伝いができるかもしれないので、もしよろしければご相談ください。
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