材開発支援助成金 事業展開等リスキリング支援コースを活用できる講座の特徴
「えっ?そんな制度あったの?」と思われた方、多いのではないでしょうか。
実は今、国が中小企業向けに「生成AIのビジネス活用」を後押しする流れが加速しています。中でも注目なのが、“企業内のデジタル化・DX化を進める場合に、関連する業務に従事させる上で必要となる専門的な知識及び技能の習得をさせるための訓練”を10時間以上すれば、費用の最大75%が補助される制度です。これはかなり大きな支援です。しかも、IT専門企業だけでなく、飲食、製造、小売、士業など、業種に関係なく幅広い法人、個人事業主が対象となっています。
とはいえ、これだけのサポートがあるにもかかわらず、なぜか“ほとんどの企業が知らない”のです。
助成制度があること自体を知らなかったり、生成AIを“当社は関係ない”と感じていたり──理由はさまざまですが、いずれにしても「使わないのはもったいない」と思います。
さて、ここでひとつクイズです。
次のうち、人材開発支援助成金 事業展開等リスキリング支援コースを活用して受けられる講座の特徴として「正しくない」ものはどれでしょう?
① e-ラーニングで受講ができる
② 実務に即したOJTで学べる内容である
③ AIツールの活用が学べる講座である
④ AIでエクセルの関数を使えるノウハウが学べる
クイズの答えは…②「実務に即したOJTで学べる内容である」です!
この助成金はOJT(オンザジョブトレーニング)付き訓練に対しては対象外です。厚生労働省の制度概要でも、職務に関連した訓練や認定を受けたOJTは、別のコース(「人材育成支援コース」のOJT付き訓練)として扱われ、リスキリング支援コースの対象外であると明記されています。
そのため「実務に即したOJTで学べる内容」は、このコースの助成対象にならないのです。
理由と補足情報
- リスキリング支援コースは、DXや新分野参入などに必要な知識・技能を座学やeラーニング、講義+演習で身に着けるための制度です。
- OJTを含む実務そのものを“その場で学ばせる”目的の訓練は対象外となります。
導入して終わりじゃない。生成AIは“仕組み”に落とし込むことが大切
生成AIという言葉を聞くと、「なんだか難しそう」「うちみたいな会社には関係ない」と感じる方も多いと思います。でも実際には、ちょっとした使い方の工夫だけで、営業メール・議事録・チラシ案・SNS投稿・報告書などが、ものすごく速く・ラクに作れるようになるのです。
ただし注意点がひとつ。
「契約すれば成果が出る」わけではないということ。
ChatGPTなどの生成AIは、あくまで道具。便利だけど、使い方を間違えれば全然力を発揮しません。むしろ、「え?これだけ?」と拍子抜けすることさえあります。
そこで必要なのが、“業務フローへの組み込み”です。
具体的には、「誰が」「どの業務で」「いつ使うか」を明確にして、テンプレートやプロンプトの例も一緒に整備しておくこと。これだけで、AIが実務の中でちゃんと働く環境ができます。
さて、ここでまたひとつ。
次のうち、生成AIを導入して失敗しやすい企業の“あるある”とはどれでしょう?
① マニュアルがなく、使い方が人任せになっている
② まずは全社員に一斉配布した
③ 導入前に「目的」を明確にしていなかった
④ AIを経費削減ツールとしか見ていない
クイズの答えは…①②③④の全てです。
生成AI導入で“よくある4つの落とし穴”とその解決策を紹介します。
① マニュアルがなく、使い方が人任せになっている
問題点:指針がないと部署ごと、個人ごとにバラバラの使い方になり、成果が出ない。
改善策:業務ごとのプロンプト例やテンプレートを作り、誰が担当するか明示することが大切です。
② まずは全社員に一斉配布した
問題点:「配った=使われる」とは限りません。制度として整備されていないと活用が進まず、せっかくのツールが“お蔵入り”する可能性があります。
改善策:部署ごとの活用シーンを決め、まずパイロット導入→好事例を横展開する流れを設計しましょう。
③ 導入前に「目的」を明確にしていなかった
問題点:「話題だから」「全員に使わせれば何とかなる」と目的を定めずに進めると、方向性が迷子になりやすく成果が測れませんhitobo.io+2ai-souken.com+2agaroot.jp+2。
改善策:「メール返信を◯%短縮」「月次レポート作成時間を半減」など、具体的なKPIを設定し、まずは小さく実験→成果を見て拡大する方法が効果的です。
④ AIを経費削減ツールとしか見ていない
問題点:確かにコスト削減は魅力ですが、生成AIの本質は“意思決定のスピード化”“業務の質向上”“人の時間創出”にあります。削減だけを狙うと、従業員の納得感や将来の発展性が欠けてしまいます。
改善策:時間の創出やサービス品質向上など、複合的な価値を目指す視点を持ち、「人がAIを使って何をするか」を一緒に描くことが重要です。
成功する企業はこう進めている
- テンプレ・マニュアルの整備:使い方が明晰で現場に浸透しやすい
- パイロット運用:小さなチームで試し、実績を作ってから全社展開
- 目的を設定し、成果を測る:自社KPIを定め、成功基準を明文化
- コスト+価値設計:単なる削減以上に、「新たな時間」「質的向上」の視点も持つ
無料で生成AI導入コンサルを行なっています。
生成AIを、業務でどの様に活用出来るのか?イメージが湧かないと、良く相談を受けます。また、なんとなく理解はしているが?それで、生産性が上がるとは思えない。など。いろんなお悩みを聞きます。
当社では、生成AIを業務活用するための無料セミナーと、無料コンサルティングを行なっています。また、助成金を活用する方法なども併せて、ご説明しています。
2025年開催日程 | |
イベント | 生成AIをビジネスに活用する無料セミナー |
テーマ | ・生成AIを活用して見込顧客を効率良く集めるたい! ・ホームページやSNS・ポスティングの反響を高めたい! ・生成AIで作業効率を上げて人件費や外注費を削減したい! ・無駄な事務作業の短縮し売上の上がる業務に専念したい! ・ご希望の方には、無料でコンサルティングを行なっています。 |
対 象 | ・中小企業経営者・会社役員・中間管理職 ・個人事業主・広告会社経営者・フリーランス ・生成AIを活用して新しいビジネスを展開したい方 |
開催日時 | 2025年 隔週水曜日 18:00〜19:30 オンラインで開催 ※詳細の日程はこちらをご覧ください |
開催場所 | オンライン (お申し込みいただきましたら、ZOOMリンクをお送りします。) |
参加費 | セミナーに参加の際は、カメラとマイクをオンが必須です。 また、メールにてセミナーのURLをお送りいたします。 事前にZOOMをダウンロードしサインアップをお願いします。 ZOOMは無料のアカウントで大丈夫です。 |