こんにちは。スーパーアカデミーの中尾誠一です。
経営を取り巻く環境が厳しくなってきている。
そういわれて、10年以上の時が経ちます。
そこに、新型コロナが直撃。
多くの人のライススタイル、ワークスタイルが変化しました。
コロナが完全に終息したとしても、コロナ前のスタイルに完全に戻ることは無いでしょう。
また、コロナは、飲食業や旅行業だけでなく、多くの業種の経営に大きな負の影響を与えています。政府は給付金や補助金、特別貸付などでサポートしましたが、決して十分なものとはいえず、ウィズコロナで多くの中小企業が厳しい状況に立たされることでしょう。
私自身、30年以上、経営に携わってきましたが、この1-2年ほど、「先行きが不透明」という言葉を多く聞く機会はありませんでした。
多くの経営者が、出口を模索している時代。
それは、すぐれた経営のブレーンが求められている時代でもあります。
日本の全企業の中で、99.7%を占める中小企業。
まさに、日本の経済を支えているのは中小企業だといってもいいでしょう。
この中小企業は、現在、多くの課題を抱えています。
さっと思いつくものだけでも、「資金繰り」「生産性向上」「後継者問題」「技術継承」「働き方改革関連法」「エネルギー見直し」「SDGs対応」などなど。
より複雑化する現代社会で、中小企業に求められるものも増え、それに伴って解決しなければいけない課題も増加しています。
しかし、本質を見れば、しっかり収益が上がる体質にしていけば、そのほとんどが解決できるものばかり。
しっかり収益の上がる中小企業が増やしていくことは、経営者の人生を豊かにするだけでなく、雇用の創出、働き方改革、事業継承、技術継承、SDGsなどを推進し、日本経済の発展に繋がるのです。
そういった意味で、現代社会は、経営のブレーンである中小企業診断士や経営コンサルタントが求められる時代であり、また、果たすべき役割が大きな時代になっているのです。